東北新幹線の連結器が誤作動により外れるトラブルが発生。JR東日本は対策を講じ、14日から連結運転を再開することを発表しました。
このトラブルは、JR東日本が発表したところによると、こまち側の「電磁弁」が電気信号の異常により誤作動したことが原因と考えられています。
連結器が外れたのは、6日午前11時半ごろ、上野―大宮間を走行中の際で、東京発新青森・秋田行きの列車が緊急停車しました。
このトラブルによって、乗客約640人にけがはなかったものの、約15万人に影響が出てしまいました。
JR東日本は、トラブル発生後にこまち号の車両を点検し、連結器が分割する動作を繰り返していたことを確認しました。
電磁弁が誤作動し、分割を指示する電気信号が出た可能性が高いとのことです。
これを受けて、JR東は電磁弁が誤作動しても連結器が外れないように金具で固定する対策を講じることにしました。
この対策は、連結運転を行う95編成に適用され、12日に走行試験も実施されました。
また、JR北海道が所有する3編成にも同様の対策が取られています。
連結運転は14日から順次再開され、15日からは通常ダイヤでの運行が予定されています。
なお、東北新幹線では昨年9月にも同様の連結器が外れるトラブルが発生しており、運輸安全委員会がその原因を調査中です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2df960f35953ed6ab69549433536bbfbc78fe67f
東北新幹線の連結運転再開に関するコメントは、トラブルの原因が依然として不明であることに対する懸念が中心でした。
国の運輸安全委員会が調査を行っても、すぐにわかるような原因ではなかったため、過去には類似の事象がなかったことを示唆しています。
コメントの中では、設計上の潜在的不具合や経年劣化が原因の可能性についても言及されており、未知のトラブルはゼロにはできないという意見がありました。
利用者は運転再開に安堵しつつも、過去の事故を踏まえた安全対策の強化を求める声が多く見受けられました。
特に、技術の継承がうまくいっていないことや、電気ロックや機械ロックの両方が必要であることに対する理解が求められる意見もありました。
また、過去のトラブルの原因として、製造時の削り屑や設計時の誤動作が挙げられ、システムの冗長性が不足していることが指摘されました。
さらに、連結運転の必要性についての疑問や、今後の運行に対する不安も存在し、利用者は安心安全な運行を期待している様子が伺えました。
全体として、利用者はトラブルの原因究明と再発防止策の強化を強く望んでいることが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
国の運輸安全委員会が調査してもすぐにわかるような原因ではなかった。
何か事象が起こるとすぐにメンテを手抜きしているという声が大きくなる。
電気ロックと機械ロックも共に必要だから備えられてきた。
電磁弁の誤作動なら走行中は電磁弁の電源を手動スイッチで切れば済むんじゃない。
このこまちは運輸安全委員会の保全指示が出ていて使えないとのこと。