トヨタの新型スーパーカー「GR GT3コンセプト」が2025年に登場予定。モータースポーツ用車両を市販化する新しいアプローチで、注目されています。
この車両は、2022年の東京オートサロンで初めて公開され、全長4590mm、全幅2040mm、全高1140mmという低くワイドなスタイリングが特徴です。
トヨタはこのコンセプトカーを「カスタマーモータースポーツの最高峰であるGT3のお客様に選んでいただける魅力的なクルマを提供したい」という思いから発表しました。
GT3は、世界中の自動車メーカーが参加するレースカテゴリーで、トヨタもその一員です。
このGR GT3 コンセプトは、従来のGT3車両が量産車を基にして開発されるのに対し、モータースポーツ用の車両を市販化するという逆のアプローチで開発されています。
トヨタはこの手法を「GRヤリス」で実践しており、ライバルに対して優位なクルマ作りが期待されています。
GR GT3 コンセプトは、RC F GT3の後継モデルとして位置付けられ、RC Fは2025年11月に生産終了が予定されています。
このため、GR GT3の発売はRC Fの生産終了後の来年になる可能性が高いです。
トヨタは過去にも、量産車の発売前にレースに参戦する手法を取ったことがあり、今回も2025年のレースシーンに登場するかもしれません。
さらに、レクサスからは「Lexus Electrified Sport」という別のコンセプトも発表されており、GR GT3コンセプトが本格レース仕様、Lexus Electrified Sportがストリート向けのモデルになる可能性があります。
今後の動きに注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f40dd47b147f61d007039e2336085f9709074886