バッファローが法人向けNAS「TreaStation」にランサムウェア対策の「不変スナップショット機能」を追加。データの復元を強化し、特定期間中はスナップショットの削除や変更を防止します。
要約すると株式会社バッファローは、法人向けNAS「TreaStation」シリーズに新たに「不変スナップショット機能」を追加し、ランサムウェア対策としての強化を図ることを発表しました。
この機能は、スナップショットを保護するためのもので、特定の期間中に作成されたスナップショットを削除したり変更したりできないようにするものです。
これにより、管理者権限を持つアカウントからでも、スナップショットの操作を無効にし、データの復元を可能にします。
近年、ランサムウェア攻撃では、攻撃者が不正に取得した情報を利用して、管理者権限からスナップショットを削除する事例が増加しています。
この「不変スナップショット機能」は、そうした攻撃から復元用データを守るための有効な手段となるでしょう。
なお、一定の期間が経過すると、スナップショットの削除や変更が可能になるため、柔軟性も考慮されています。
対象となる機種は、TS51220RH、TS5820DN、TS5620DN、TS5420RN、TS5420DN、TS5220DN、TS5220DFの各シリーズと、TS5020シリーズのファームウェアVer2.20以降です。
今後、TS7010、TS6000の両シリーズにも順次対応が予定されています。
これにより、法人ユーザーはより安全にデータを管理できるようになるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3566e453fe2164cb0bd087f88bf44f1ff7c93774