中国、観光客誘致に本腰 ビザ免除拡大の狙いとは

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中国が短期ビザ免除を拡大し、外国人観光客を急速に誘致。特に韓国からの観光客が増加し、経済活性化を図る狙いがある。

要約すると中国政府は、海外からの観光客誘致に本腰を入れ、短期滞在ビザ免除措置の対象国を大幅に拡大した。

この結果、新型コロナウイルス禍で激減していた外国人観光客が急速に回復している。

特に韓国からの観光客が増加しており、上海を訪れた韓国人は前年比2.8倍に達したと報じられている。

中国の国家移民管理局のデータによると、2024年の外国人出入国者数は約6488万人と予測されており、そのうちビザ免除で入国したのは約2000万人で前年の2倍を超えている。

これはコロナ禍前の水準には達していないものの、急速な回復を示している。

コロナ禍前はビザ免除対象国が日本など3カ国に限られていたが、コロナ収束後は38カ国にまで拡大している。

日本政府はビザ免除の再開を求めていたが、中国側は「対等な措置」が必要だとして拒否していた。

しかし、昨年11月に日本も再開されることとなった。

中国では不動産不況が続き、デフレ傾向も強まっているため、外国人観光客を呼び込み消費を活性化させる狙いがある。

中国の旅行業界関係者は、外国人観光客の消費額が中国人よりも多いと期待している。

さらに、全国人民代表大会では2025年の国内総生産(GDP)の成長率目標を「5.0%前後」に設定し、外国人観光客誘致を経済浮揚の一環として強調している。

日本政府関係者は、中国政府が経済状況に危機感を持っていることを指摘し、今後の経済対策に注目している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e6f790a5af9eda77c9fae31fc4c598bb43ee0ece

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