ビットコインが8万2000ドルに上昇、SECはXRPなどのETF申請判断を延期。市場は不安定ながらも回復傾向。
これは、3月9日に7万8000ドルを下回った後の回復を示しています。
この価格上昇に伴い、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、エックス・アール・ピー(XRP)、カルダノ(ADA)などの主要なトークンもそれぞれ約3%上昇し、過去7日間の損失を取り戻す動きが見られました。
CoinDesk 20 指数(CD20)は、全体で約4%の上昇を記録しています。
一方、アメリカ証券取引委員会(SEC)は、XRP、ドージコイン(DOGE)、ライトコイン(LTC)のETF(上場投資信託)申請に関する判断を延期しました。
この延期により、市場は不安定な状況が続いており、アナリストたちは年末までにETFが承認される可能性について様々な予測を立てています。
特に、ライトコインは90%、ドージコインは75%、XRPは65%の確率で承認されるとされていますが、SECの規制が影響を及ぼしています。
トレーダーたちは、価格が最終的に上昇する前に、7万4000ドルレベルまで下落する可能性も考慮しています。
FxProのチーフ市場アナリスト、アレックス・クプツィケビッチ氏は、過去の下落が買い手を引き寄せていたものの、今後は伝統的な金融機関の影響により、暗号資産市場と株式市場の相関が強まっているため、価格が下落する可能性は低くなっていると指摘しています。
また、米上院議員シンシア・ルミス氏がビットコイン法案を再提出し、政府が5年間にわたり100万BTCを購入することを推進していることも、ビットコインの価格上昇に寄与しています。
この法案では、準備銀行からの送金の一部をビットコインの準備金として確保することが求められています。
将来的には、XRPやADAなどのアルトコインも準備金に含まれる可能性があるとされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/08cd4f3d1d2604e143b233dc09f3d47444c751fd
ビットコインが8万2000ドルに回復したことに対するネットのコメントでは、投資家のさまざまな感情や意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、仮想通貨や株式市場の動向に対する投資家の不安や期待が見受けられました。
特に「下がった時が買い時」という考え方が多くの人に支持されており、売り時を待つ投資家や、逆に落ちるのを待っている人々の姿が描かれていました。
また、株価の変動が仮想通貨市場に与える影響についての懸念もあり、特にマージンコールの支払いのために仮想通貨を現金化する投機家の行動が問題視されていました。
さらに、ビットコインの価格が今後どうなるかについての予測も多く、5月までは下目線で見ているという意見や、秋から年末にかけて最高値更新を期待する声もありました。
暗号資産のリスクについても言及され、一攫千金を狙う一方で長期投資には向かないという意見もありました。
全体として、投資家たちは市場の不確実性やリスクを強く感じながらも、今後の動向に期待を寄せている様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
下がった時が買い時というのは仮想通貨も株も変わりませんからね。
誰かのたったの一言で上がり下がりが激しすぎてついていけないよ。
株が下がってきてるからしばらく無理だよ、これ。
暗号資産は一攫千金過ぎて長期投資に向いてないよね。
結果儲かるのは手数料貰う会社だけですね。