IIJが新たに業務アプリを端末内で分離するセキュリティソリューションを提供開始。高いセキュリティを確保しつつ、業務環境を効率的に構築できる特徴があります。
要約すると株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、業務アプリケーションやWebブラウザの実行環境を端末内で分離する新しいセキュリティソリューション「IIJセキュア端末分離ソリューション with Soliton」を発表しました。
このソリューションは、株式会社ソリトンシステムズとの共同開発により実現され、端末内に隔離領域を設けることで、業務アプリケーションを安全に利用できる環境を提供します。
具体的には、隔離領域や専用ブラウザを介して業務を行い、通信の暗号化や認証制御を行うことで高いセキュリティを確保しています。
IIJは、端末内分離に必要な専用ゲートウェイなどの設備をワンストップで提供しており、企業はアプリケーションを端末にインストールするだけで、コストを抑えつつセキュアな業務環境を構築可能です。
提供される機能には、デスクトップ分離機能「セキュアワークスペース/Type W」とWeb分離機能「セキュアブラウザ/Type B」があり、前者は社内業務アプリやWeb会議を利用しつつ、情報漏えいを防ぐための監視機能や自動消去機能を備えています。
後者は、ファイルのダウンロードやアップロードを制限した専用ブラウザで、直感的な操作が可能です。
これらのソリューションは、100ユーザーから利用でき、価格は個別見積もりで提供されるため、企業のニーズに応じた柔軟な対応が期待されます。
また、利用には閉域ネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス」の契約が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/39a325b724b5e8f0eb92bc5e38377be7d7510f8e