トランプ大統領がNATO事務総長と会談し、ウクライナ情勢や防衛費増額を協議。グリーンランド併合についても発言し、北朝鮮の核問題にも言及した。
この会談は、ロシアの侵略が続くウクライナでの停戦協議において米国とNATOの連携を強化する目的があり、6月にオランダで開催されるNATO首脳会議に向けた準備とも位置づけられます。
会談の冒頭でルッテ氏は、トランプ氏が第1次政権時にNATO加盟国に防衛費の増額を求めたことを振り返り、トランプ氏の指導力によってNATOが活発化したと評価しました。
ルッテ氏は、加盟国が次回の首脳会議に向けてトランプ氏と協力したいと強調し、孤立主義に傾きがちなトランプ氏に対してNATOへの関与の重要性を説きました。
これに応じてトランプ氏は、デンマークの自治領グリーンランドについて「米国に併合されると思う」と発言し、その実現に向けてNATOが関与すべきだと主張しました。
また、トランプ氏は北朝鮮についても言及し、核・ミサイル開発を進める同国が「間違いなく核保有国だ」と発言しました。
これは、米政府や国際社会が北朝鮮を核保有国として認めていない中での発言であり、トランプ氏の金正恩(キム・ジョンウン)との親密さを強調する意図が見え隠れします。
この会談は、トランプ政権の外交政策やNATOの役割に対する彼の独特な視点を浮き彫りにする重要な機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ce471fe7a82d7b16e2d56f1e27d66a13200a8bdd
トランプ大統領とNATO事務総長の会談に関するコメントでは、NATOの存在意義やトランプの意図について多くの意見が寄せられていました。
特に、デンマークがNATOの一員であるにもかかわらず、アメリカがグリーンランドを攻撃した場合のNATO軍の行動について疑問視する声がありました。
コメントの中には、トランプがグリーンランドを手に入れることでNATOの無用さを示そうとしているのではないかという見解もあり、これがロシアにとって有利に働く可能性があると指摘されていました。
また、グリーンランドに関する陰謀論や、トランプがプーチンの指示を受けているのではないかという意見もあり、議論は多岐にわたりました。
さらに、ウクライナの内戦やその背景に関する意見もあり、国際情勢に対する関心が高いことが伺えました。
全体として、トランプ大統領の外交政策やNATOの未来についての懸念が強く表現されていました。