忠北同志会メンバー有罪判決確定の背景と影響

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韓国の忠北同志会メンバー3人が北朝鮮の指令で地下組織を結成した罪で有罪判決を受け、判決確定までに約3年半かかった。大法院は二審の判断を支持し、スパイ行為については無罪とした。

要約すると韓国の「自主統一忠北同志会」のメンバー3人が、北朝鮮の指令を受けて韓国国内で地下組織を結成した罪で実刑判決を受け、その判決が韓国大法院で確定した。

起訴は2021年9月で、判決が確定するまでに約3年半を要した。

メンバーは、委員長のS被告(51)が懲役2年、副委員長のY被告(54)と顧問のP被告(61)がそれぞれ懲役5年の刑を受けた。

一審では3人とも懲役12年の重い刑が言い渡されたが、二審では犯罪団体組織罪が無罪とされ、刑が大幅に減軽された。

大法院も二審の判断を支持した。

被告らは、北朝鮮の工作員と接触し、2万ドルの工作資金を受け取ったことや、韓国の国内情勢を北朝鮮に報告したことについては有罪とされたが、国家保安法に基づくスパイ行為については無罪とされた。

文在寅政権下で、北朝鮮に取り込まれた国内組織の起訴が相次いでいるが、大法院での有罪確定は今回が初めてである。

さらに、被告らは裁判官忌避を申し立てることで、審理を遅延させる戦術を用いており、他の国家保安法違反事件でも同様の手法が見られる。

今後も関連する事件が続くことが予想される。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/412e0ab96cf372c192ce9e98c3cf52509711e4a4

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