ドラマ『御上先生』の教育監修が教える、選択肢の読み方とテクニックの重要性
要約すると現在放送中のTBS系列の日曜ドラマ『御上先生』は、私立高校に出向した文科省官僚の御上孝(松坂桃季)が生徒たちと共に権力に立ち向かうストーリーで、多くの名言がSNSで話題になっている。
特に、教育監修を担当した西岡壱誠氏の著書『5科目50年分10000問を分析した東大生のテストテクニック大全』では、テストでの「出題の読み解き方」が解説されている。
西岡氏は、選択肢に「すべて」「必ず」「絶対に」といった断定的な表現が含まれている場合、その選択肢が誤りであることが多いと指摘。
これは、どんな現象にも例外が存在するため、極端な表現は正確さに欠けるからだ。
例えば、「北海道では絶対にパイナップルを作ることはできない」という選択肢は、ビニールハウスを利用すれば可能であるため誤りとなる。
このように、出題者は「断定しすぎ」の選択肢を誤答として用意することが多く、受験生はこのテクニックを用いて選択肢を絞り込むことができる。
具体的な問題例として、共通テストの現代社会に関する問題が紹介され、選択肢の中に極端な表現が含まれている場合は誤りと判断することで、正解を導き出す助けになる。
受験生は、限られた試験時間を有効に活用するためにも、こうしたテクニックを駆使して迷う時間を減らすことが重要である。
次回はさらに別のテクニックについて紹介される予定だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/81fb25b72826b47f488bb5af3989678d0bf42dd8