新潟国際アニメーション映画祭で、今敏監督の作画や思い出を語るトークイベントが開催。アニメーターたちがその影響力を振り返った。
要約すると新潟市で開催中の第3回新潟国際アニメーション映画祭において、故今敏監督の作品「千年女優」が上映され、その後、今監督と共に仕事をしたアニメーターの安藤雅司、小西賢一、本田雄がトークセッションを行った。
彼らは今監督の作画の魅力や思い出を語り、その影響力について深く掘り下げた。
安藤氏は、今監督の漫画「海帰線」に感銘を受け、特に「パーフェクトブルー」のカット割りとシーンのつなぎ方に衝撃を受けたと語る。
また、彼は「妄想代理人」と「パプリカ」のキャラクターデザインを担当し、今監督との共同作業の中で自身のスタイルが形成されていったと振り返った。
小西氏も、今監督の影響を受けたことを強調し、「千年女優」や「東京ゴッドファーザーズ」での経験が自身のキャリアにおいて重要であったと述べた。
特に「千年女優」の上映後、彼は感情移入の強さを感じたと語り、今監督のレイアウト技術の高さに感心した。
さらに、本田氏は今監督の人柄や厳しさについても言及し、彼の作品がアニメ業界に与えた影響を考察した。
トークイベントでは、今監督のガンダムへの愛情や、彼が残した作品が今もなお多くの人々に影響を与えていることが確認された。
イベントは3月20日まで開催されており、公式サイトで最新情報が更新されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8a22381ae457d6bddac23f8c5a202523030c0935