東日本大震災から14年、大船渡市は山林火災で再び被災。住民たちは厳しい現実に向き合い、祈りを捧げた。
要約すると岩手県大船渡市は、東日本大震災から14年を迎えた2023年3月11日、二重の災害に直面した住民たちの厳しい現実が浮き彫りとなりました。
2月には大規模な山林火災が発生し、約2900ヘクタールが焼失し、1人が亡くなるという悲劇が起きました。
この火災は、震災による津波で被災した住民たちにとって、再び心の痛みをもたらしました。
午後2時46分、震災の記憶を胸に、住民たちは祈りを捧げました。
特に、津波で自宅を失った後、山林火災で再び家を失った森下幹生さん(75)は、「二度とこういう思いはしたくない」と語り、二重の被災の辛さを訴えました。
大船渡市では、震災で502人が犠牲となり、火災によっても42棟の建物が被害を受けました。
森下さんは、震災後に再建した水産加工会社が津波で被災し、その後の復興の道のりがあったものの、再び火災で全てを失ったことに強いショックを受けています。
また、避難指示が解除されたことで、長林寺に訪れた山岸中さん(50)は、津波で亡くなった母親の墓参りを行い、「母親がプレゼントしてくれたのかな」と感謝の気持ちを述べました。
このように、震災と火災の影響を受けた住民たちは、厳しい現実に向き合いながらも、希望を持ち続けている様子が伝わってきます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f656a6521fb5fd08178c97a66185d4dcaf196969