藤野英人氏がオルカン投資のリスクを指摘。米国株偏重が影響し、投資家は注意が必要。
新NISAの普及に伴い、投資初心者が「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」や「S&P500」に集中している現状について、ひふみ投信の藤野英人氏が解説します。
新NISA口座数は2500万を超え、投資への関心が高まる中で、リスクを減らすためには「長期・積立・分散」が基本とされています。
しかし、昨年のトランプショック以降、人気のオルカンも下落基調に転じ、投資家の不安が増しています。
藤野氏は、オルカンやS&P500に投資している人々に対し、売却せずに持ち続けることの重要性を強調します。
彼は、長期的なつみたて投資の利点として、株価が下がったときに買い増しすることで、将来的に大きな利益を得られる可能性があると述べています。
しかし、オルカンにはリスクも存在します。
藤野氏は、インデックス型投信が時価総額に基づいて構成されるため、実際には米国の巨大テック企業に偏重していることを指摘します。
特に、グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフトの「マグニフィセント・セブン」に過度に依存しているため、米国株の乱高下が投資リスクを高めています。
トランプ政権の政策がもたらす不透明感も影響しており、今後の市場動向に対する懸念が広がっています。
特に、テスラ株の急落は、米国株離れを引き起こす要因となっているため、投資家は注意が必要です。
藤野氏は、米国大型株に偏重したインデックス型投信は今後のパフォーマンスが期待しにくいと警告しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/16befedd5107bdbb07c02a2d8e75157eaf6fc4a2
ネットのコメントでは、藤野英人氏が警鐘を鳴らしたオルカン投資のリスクに関して、さまざまな意見が寄せられていました。
多くのコメントはアクティブファンドとインデックスファンドの比較に焦点を当てており、特にアクティブファンドの信託報酬の高さや途中償還のリスクについての懸念が強調されていました。
コメントの中には、アクティブファンドがインデックスファンドに勝つことが難しいとする意見や、長期的に安定した運用を求めるならインデックスファンドが適しているとの見解もありました。
さらに、オルカンが米国株に偏重していることに対する懸念や、過去のパフォーマンスが期待外れだったという意見も見受けられました。
特に、アクティブファンドの運用成績がインデックスファンドに劣ることが多いという指摘があり、インデックスファンドの方が手数料も安く、長期的な投資に適しているとの意見が多く見られました。
また、オルカンを選ぶ理由として、低コストで分散投資が可能であることが挙げられ、長期的に安心して運用できるという意見もありました。
全体として、オルカン投資に対する慎重な姿勢が強調され、インデックスファンドの優位性が再確認されるコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
アクティブファンド最大の危険は途中償還。
アクティブファンドが何よりインデックスファンドに劣るのは信託報酬の高さ。
ひふみは日経平均やTOPIXに連動してるインデックスファンドにここ数年負け続きという残念な事実。
オルカンが壮大7社偏重なら今までが最高の局面であっただけ。
インデックスファンドが流行ると証券会社は商売上がったりなのは分かる。