2025年3月24日から「マイナ免許証」が導入され、運転免許証とマイナンバーカードが一体化。手続きが簡素化され、オンライン講習も可能に。コスト削減も期待される。
この制度は、2022年に行われた道路交通法の改正に基づき、運転経歴証明書を含むさまざまな情報が一元化されることを目的としています。
利用者は、マイナ免許証、従来の運転免許証、またはその両方を持つことができ、いずれも同じ効力を発揮します。
マイナ免許証は、運転免許証の情報がICチップに記録されるため、従来の免許証に記載されていた情報は表示されません。
これにより、免許情報の変更手続きが簡素化され、地元自治体に届け出るだけで済むようになります。
また、マイナポータルとの連携により、運転免許更新時の講習をオンラインで受講できるようになり、受講費用も従来の500円〜1350円から200円に引き下げられます。
ただし、オンライン受講の対象は優良運転者と一般運転者に限られ、違反運転者には適用されません。
視力検査や写真撮影、免許情報の書き換えは、従来通り運転免許センターや警察署で行う必要があります。
新しい制度は、運転免許の更新手続きの効率化やコスト削減を図るものであり、利用者にとって多くのメリットを提供することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47d92528d0016002e77bc867eb750ac8583d3e63
マイナ免許証の導入に対するコメントは、賛否が分かれ、多くの人がそのメリットよりもデメリットを強調していました。
特に、免許証の更新時に手間や費用がかかることが指摘され、マイナカードと免許証の情報がリンクしないことで、再度登録手続きが必要になる点が懸念されていました。
また、目視での確認ができないことから偽造の危険性が指摘され、電子証明書での確認が必要だという意見もありました。
さらに、更新手続きが従来通り警察署や運転免許センターで行う必要があることから、実質的な利便性が向上しないとの声が多くありました。
特に、更新手続きの際の視力検査や写真撮影が必要であることが、手間を増やす要因として挙げられていました。
加えて、マイナ免許証がカーシェアやレンタカーでの利用に対応していないことが、利用者にとっての大きなデメリットとして指摘され、従来の免許証を選ぶ理由が強くなっているとの意見もありました。
また、デザインや利便性の面でも不満が多く、特に高齢者層からは新しいシステムに対する抵抗感が見受けられました。
全体的に、マイナ免許証に対する期待が薄く、より実用的な改善が求められていることがコメントから読み取れました。
ネットコメントを一部抜粋
他の記事でマイナカード更新時免許証情報がリンクされずうっかり再度免許証登録手続き(有料)しないと免許証不携帯となるみたい。
目視で確認できるということは「目視でおなじようにできれば偽造できる」ということでもある。
結局はすべてが中途半端(苦笑
ヨーロッパでは、一つのもので色々使える物、長く使えるものが良いとされている。
ほぼ否定的なコメントだけど2枚持ちすれば全て解決です。