兵庫県の女児刺殺事件で、勝田州彦容疑者が近く殺人罪で起訴される見込み。精神鑑定後、刑事責任を問えると判断された。
要約すると兵庫県で発生した女児刺殺事件に関して、勝田州彦容疑者(46)が近く殺人罪で起訴される見込みであることが明らかになった。
事件は平成19年に加古川市で小学2年生の女児が刺殺されたもので、さらに18年にはたつの市で小学4年生の女児が襲われた事件も含まれる。
神戸地検は、両事件の当時の勝田容疑者の精神状態を調査するための鑑定留置が14日に終了したことを受け、刑事責任を問えると判断した。
勝田容疑者は、16年に岡山県津山市で発生した小3女児刺殺事件で無期懲役判決を受けて服役中であり、昨年5月以降は兵庫県警による任意聴取を受けていた。
この聴取の中で、兵庫の両事件への関与を具体的に供述したとされ、昨年11月7日にたつの市の事件で逮捕され、さらに加古川市の事件で再逮捕された。
勝田容疑者は再逮捕後、黙秘を続けており、12月から鑑定留置に入っていた。
加古川市の事件では、女児宅の玄関付近で胸をナイフで刺し、たつの市の事件では学習塾から帰宅途中の女児を刺し重傷を負わせている。
両事件は物証や目撃証言が乏しく、長期間未解決状態が続いていたが、今回の起訴により新たな展開を迎えることとなる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47092e7a64e0be57be2a17d471958271038ad0eb