政府備蓄米の落札価格が発表され、今後のコメの店頭価格が上昇する見通しです。消費者は冷静な行動が求められています。
販売数量は15万579トンで、落札数量は14万1796トン、落札率は94.2%に達しました。
落札価格の加重平均は60キロあたり税抜きで2万1217円、1キロあたりでは約353円となっています。
この備蓄米は、集荷業者を経て卸売業者に流通し、最終的には小売店に供給される流れです。
卸売業者の増田善光代表は、今回の落札価格は市場価格から見れば安いものの、特別に安いわけではないと述べています。
今後のコメの店頭価格については、玄米を精米する過程での減量や輸送費、精米賃、梱包費、人件費が影響し、最終的には1キロ700円程度になる可能性があると予測されています。
実際、全国のスーパーではコメの価格が上昇を続けており、今月2日までのデータでは5キロあたり3952円に達し、9週連続で値上がりしています。
都内のスーパーでは特売品を除くと5キロが4000円を超える状況です。
備蓄米の流通は今月下旬以降になる見込みですが、外食業界に流れる可能性もあり、消費者には冷静な行動が求められています。
農林水産省は、備蓄米が店頭に並んだ際には必要な分だけを購入するよう呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/219b1f91abd64386ff958e587d8f92ff466ad5c3
コメントでは、お米の価格高騰に対するさまざまな意見が寄せられました。
多くの人々は、現在の米価が高騰していることに対して困惑しており、消費者が美味しい新米を求める一方で、価格が高すぎて手が出ないというジレンマを抱えている様子が伺えました。
特に、備蓄米の価格が急上昇し、店頭価格もそれに伴って上がっていることが問題視されていました。
中には、米を備蓄していたが、予想以上に高騰が続いたために備蓄が尽きてしまったという声もありました。
また、農家が潤うことを望む一方で、流通業者の利益が上乗せされている現状に対する批判も多く見られました。
さらに、日本の農業政策に対する不満や、米の価格を安定させるための政府の取り組みが不十分であるとの意見もありました。
今後の米価動向については、値下がりの期待が薄いという意見が多く、消費者が少しでも安い米を求めて動く姿勢が見受けられました。
全体として、米の価格高騰がもたらす影響や、農業政策に対する疑問が中心テーマとなっていました。
ネットコメントを一部抜粋
今でもお米高くても買っている訳で多少高くても美味しい24年度米えおかうか。
給与と物価水準でアメリカ人と比較すると日本人は1/4しかお米を買えない時代になってしまった。
米価高騰の予感がしたので昨年の一回目の米騒動の折、米をささやかに備蓄しました。
おそらくこの入札価格ではそんなに安くならない。
どうせ、主食の米を守ったとしても国民のメインカロリーな小麦やら他の炭水化物は海外頼り。