鴻海が日本のEV関連企業との契約を2カ月以内に締結予定で、自社開発のEVを北米で量産開始する計画を発表しました。
要約すると台湾の電子機器製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の劉揚偉董事長は、14日のオンライン説明会で、日本の電気自動車(EV)関連の顧客との契約締結が2カ月以内に行われる見込みであることを明らかにしました。
この契約はCDMS(設計と製造の受託サービス)に関するもので、鴻海は自社開発のEV「モデルC」を今年の第4四半期に北米市場で本格的に量産する予定です。
さらに、中東のメーカーとの協力により、EVの電子・電気システムやスマートシートの設計も進める方針を示しました。
2023年の展望としては、半ばに「モデルB」の量産を開始し、第3四半期には南部・高雄のEVバス工場の認証取得を目指すとしています。
劉董事長は、日産やホンダを含む日本の自動車メーカーとの接触を行ったことも報告しており、今後の展開に期待が寄せられています。
鴻海は、この契約を通じて日本市場でのプレゼンスを強化し、EV分野での競争力を高める狙いがあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9ddb46ac76b46da37a7c9966f311fae656bcc9a4