フランクリン・テンプルトンがXRP ETFをSECに申請し、暗号資産市場の競争に参入。ETFはコインベースを通じて資産を保有し、承認には最大240日を要する可能性があります。
3月11日に提出された「フランクリンXRP ETF」の申請は、SEC(米国証券取引委員会)へのもので、同社はこのETFを通じて一般投資家にXRPの投資機会を提供することを目指しています。
このETFは、コインベース・カストディ(Coinbase Custody)を利用して資産を保有し、XRPのスポット価格から手数料を差し引いた価格に連動する設計となっています。
ETFはシーボーBZX取引所(Cboe BZX Exchange)で取引される予定で、承認された参加者は現金を使用してブロック単位で株式を発行・償還し、第三者を介してXRPに変換することができます。
ただし、所有者はXRP Ledgerのフォークやエアドロップの恩恵は受けられない点に注意が必要です。
この申請は予備的なものであり、SECは承認または却下の決定を下すまでに最長240日間の猶予を持ち、決定が下されるのは2025年後半になる可能性があります。
フランクリン・テンプルトンは、SECの暗号資産に対する友好的な変化を見越し、ビットワイズ(Bitwise)や21シェアーズ(21Shares)といった他の企業と競う中でこの申請を行ったと考えられます。
また、XRPは市場の回復に伴い、過去24時間で4.2%上昇しています。
このように、フランクリン・テンプルトンの参入は、暗号資産市場における競争をさらに激化させる要因となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e6ed577d9d556b18ddc28d4f1fb922a480815543