日産社長交代と新体制の展望

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日産自動車が社長交代を発表。内田誠社長が退任し、イヴァン・エスピノーサ氏が新社長に就任。業績悪化の中、新経営体制で再建を目指す。

要約すると日産自動車は2023年3月11日、4月1日からの新経営体制を発表し、オンライン会見を実施しました。

内田誠社長兼CEOが3月31日付で退任し、後任にはチーフ・プランニング・オフィサーのイヴァン・エスピノーサ氏が就任します。

内田社長は、米国事業の低迷などにより2025年3月期の業績が800億円の最終赤字になる見通しであり、従業員の信任を得られない状況を受けて辞任を決断しました。

新体制では経営再建を急ぐ方針です。

内田社長は、就任からの5年間を振り返り、拡大路線からの転換やコロナ禍などの新たな課題に直面してきたと述べました。

現在、日産は米国事業の低迷により業績が悪化し、9000人の人員削減や3工場の閉鎖などの構造改革を進めています。

エスピノーサ氏は、日産の実力について「こんなものではない」と強調し、社内チームと協力して安定性と成長を取り戻す意欲を示しました。

また、破談したホンダとの経営統合再交渉や新たなパートナーとの協業についても新体制で検討される見込みですが、エスピノーサ氏は具体的なコメントを控えました。

新たな役員体制は近く固まりますが、社外取締役8人は留任することが決まっています。

取締役会に対しては経営状況の悪化に責任を問う声もあり、木村康議長は「責任の重大性を全員が認識している」と述べ、新体制の構築が重要であると強調しました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/417166bc9f8c52ef94c7333e1dbad50f67f8cf45

ネットのコメント

日産の社長交代に関するコメントは、経営陣の責任や再建の難しさを強く指摘する内容が多く見受けられました。

特に、社外取締役が留任することに対して疑問を持つ意見が目立ち、社長が辞任したにもかかわらず、経営陣が変わらないことに不満を抱く声が多かったです。

コメントの中には、株主や従業員の信頼を得るためには、取締役の責任を明確にし、減俸を発表する必要があるとの指摘もありました。

また、日産の技術や製品が市場に訴求できていないとの意見もあり、若者たちがトヨタやスズキを選ぶ理由として、コストパフォーマンスを挙げるコメントもありました。

さらに、経営陣の甘えの構造を断ち切らなければ再生は難しいとの意見があり、他社との合併についても懸念が表明されていました。

全体として、日産の実力や経営体制に対する厳しい目が向けられ、再建への道のりは険しいとの認識が広がっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 株式会社なら時価総額や株価が本当の価値のはず。

  • 社長が辞任したのに社外取締役が留任っておかしすぎますね。

  • 取締役の責務と足りなかったことを明確にして減俸をちゃんと発表しないと。

  • 今の日産には市場に訴求する技術や製品は皆無だと言える。

  • 日産の実力はこんなものじゃない?まだ、そんなこと言ってるの?

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