第48回日本アカデミー賞で、劇場アニメ『ルックバック』が最優秀アニメーション作品賞を受賞。監督の押山清高は感謝の意を表し、作品の素晴らしさを語った。
この作品は、漫画家・藤本タツキの青春漫画を基にしており、学生新聞に4コマ漫画を描く少女と不登校の少女が漫画を通じて繋がるストーリーです。
監督を務めた押山清高は、スタジオジブリからの受賞に感慨深い思いを語りました。
受賞の瞬間、彼は「栄誉ある賞をいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを表し、作品を支えたスタッフたちへの感謝も忘れませんでした。
特に、アニメーターの井上俊之さんへの言及が印象的で、多くの技術者がいなければ映画は作れないと述べました。
また、プレゼンターとして登場したスタジオジブリのスタッフに対しても特別な思いを持っていることを明かし、7年前に宮崎駿監督の下で働いていた経験を振り返りながら、今受賞することの意義を強調しました。
声優として参加した河合優実も、作品の素晴らしさを称賛し、押山監督のアニメーションが世界中に届くことを心待ちにしていたと語りました。
『ルックバック』は、優秀アニメーション作品賞の中でも特に際立った存在であり、他の候補作としては「がんばっていきまっしょい」、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」、「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」、「劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』」がありましたが、最優秀賞に輝いたのは『ルックバック』でした。
この受賞は、今後のアニメ業界においても注目される出来事となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/be7f188d5376864e1f75eae4b87e3964b2856340