氷川竜介が新著「空想映像文化論」を発表。1960~70年代のテレビまんが文化を再考察し、安彦良和の表紙と庵野秀明の推薦も注目。
この書籍では、1960年代から1970年代にかけての「テレビまんが文化」に焦点を当て、アニメと特撮がどのように融合し、独自の文化を形成してきたのかを掘り下げている。
著者は、アニメと特撮の関係を理解するための上位概念として“空想映像文化”という新たな言葉を提唱し、日本のアニメと特撮がなぜ特別な存在となったのかを考察している。
表紙は著名なイラストレーター安彦良和による描き下ろしで、帯には庵野秀明が推薦文を寄せており、彼はこの本を「60数年にわたり、自分たちの感性が形成されていった環境を分析し記してあるアニメと特撮の歴史書」と評価している。
庵野はまた、「テレビまんがという自分たちの創作を構成しているエレメントの文化論でもある、面白い本です」とも述べており、アニメファンや特撮ファンにとって必読の書となることが期待されている。
この本は、過去の文化を振り返り、現在のアニメや特撮の理解を深めるための貴重な資料となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a5318189580642d1469915118d4815d63b0ebdc2
コメントは、1960~70年代のテレビまんが文化に対する深い愛情や懐かしさが表現されていました。
多くの人が「鉄腕アトム」や「宇宙戦艦ヤマト」といった作品が、どのように日本のアニメ文化を形成したかを振り返り、特にストーリーの魅力や作り手の情熱に感謝していました。
コメントの中には、当時のアニメは技術面では未熟だったが、ストーリーの面白さで視聴者を惹きつける努力があったことを指摘する声もありました。
また、安彦良和氏のイラストに対する感想も多く、彼の作品が持つ魅力や、年齢による変化についての考察が見られました。
さらに、当時の視聴者がアニメを通じてどのように育ったか、またその影響が現在に至るまで続いていることを語るコメントもありました。
全体として、当時の作品がいかに多くの人々に影響を与え、愛されていたかを再確認する内容が多く、再評価の必要性や、その意義を感じることができました。
ネットコメントを一部抜粋
「鉄腕アトム」から「ヤマト」に至るストーリーですかね?
この時期の「テレビまんが文化」というと手塚治虫とトキワ荘一派の黄金時代。
昔はアニメも特撮もまとめてテレビまんがだった。
作り手側の大人のクリエイターさんたちは「子どもたちに良い作品を届けたい」という思いが込められていたのではないかと察します。
やっぱり70年代を代表するアニメはヤマトだよな。