ヴァンエックがアバランチ(AVAX)の現物ETFを米SECに申請しました。ETFは投資家にAVAX市場へのアクセスを提供し、ステーキングによる収益も見込まれています。
要約すると米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は、暗号資産アバランチ(AVAX)の現物ETF(上場投資信託)に関する登録届出書「S-1申請書類」を米証券取引委員会(SEC)に提出しました。
この申請は2023年3月14日に行われ、「VANECK AVALANCHE ETF」と名付けられています。
現在、ティッカーシンボルや上場先の取引所は未定ですが、このETFはAVAXの価値に基づく投資機会を提供することを目的としています。
特に、投資家がAVAXを直接保有するリスクを回避しつつ、従来の証券口座を通じて市場にアクセスできるように設計されています。
さらに、ETFの一部資産はステーキングプロバイダーを通じてステーキングされる可能性があり、これにより得られるステーキング報酬がETFの収益に計上される見込みです。
信託受託者には米デラウェア州に拠点を置くCSCデラウェアトラストが指定されていますが、管理者や証券代行、保管機関についてはまだ決まっていません。
今回の「S-1申請書類」の提出は、ETF承認に向けた第一歩であり、次のステップとして「19b-4申請書類」の提出が求められます。
SECがこの書類を受理した後、さらなる審査を経て最終的な承認または却下が決定されます。
ヴァンエックは、3月10日に「VANECK AVALANCHE ETF」の登録申請を米デラウェア州国務省に行っており、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/245bc8075a2f3be11e4e2a4e7ef6603ef1adabac