北マケドニアのナイトクラブ火災、59人死亡の悲劇

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北マケドニアのナイトクラブ火災で59人が死亡。花火が原因で、逃げ道が1カ所しかなかったことが被害を拡大させた。

要約すると2023年10月16日、北マケドニアのコチャニにあるナイトクラブ「パルス」で発生した火災により、少なくとも59人が死亡し、155人が負傷するという大惨事が起こりました。

火災は午前2時半(日本時間同午前10時半)頃、人気ヒップホップ・デュオ「DNK」のコンサート中に発生し、約1500人の観客が集まっていました。

内相のパンチェ・トスコフスキ氏によると、火災の原因は花火が屋根に燃え移ったことにあるとされています。

屋根は非常に燃えやすい素材でできていたため、火が急速に広がったと考えられています。

さらに、会場の裏口は施錠されており、観客が逃げるための出口が1カ所しかなかったことが、被害を拡大させる要因となりました。

検察当局のビルジャナ・アルソフスカ報道官は、現場検証で「消火設備と避雷設備に欠陥」があったことも明らかにしました。

また、火災に関連する10人の容疑者に対して短期の拘束令状が発出され、営業許可を発行した省庁の職員も含まれています。

警察は賄賂や汚職が火災に関与しているかどうかも調査中です。

コンサートに参加していたマリヤ・タセヴァさんは、火災に気づいた観客が出口に殺到し、自身も倒れ込んでしまったと語り、同伴していた妹が亡くなったことを明かしました。

地元メディアは「パルス」を「即席のナイトクラブ」と表現し、以前はじゅうたんの倉庫であったことを伝えています。

この悲劇は、ナイトクラブの安全基準や運営の在り方についての議論を呼び起こすことが予想されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c2d2bff7c5454e8a6d667d9e29baad9b3ca7d1b3

ネットのコメント

北マケドニアのナイトクラブ火災についてのコメントでは、犠牲者の多さや火災の原因に対する関心が寄せられていました。

発泡スチロールで作られたクラブの内装が燃えやすく、天井が落ちる危険性があったことが指摘され、胸が痛むような悲劇が起こったことに多くの人が心を痛めていました。

また、火災の際にはステージでパフォーマンスをしていたアーティストたちが、客からの「燃えている」との声に気づかなかった可能性があり、その状況の恐ろしさを強調する意見もありました。

さらに、過去のバンコクのクラブ火災やグレイト・ホワイトの事件と比較し、同様の悲劇が繰り返されることの危険性について考えるコメントもありました。

このように、火災の影響や教訓についての関心が高まっていることが伺えます。

ネットコメントを一部抜粋

  • 発泡スチロール素材で出来ていたそうで、発泡スチロールの燃えやすさが非常によく分かります。

  • この映像に映っていないもう一人の歌手の方やバンドメンバーも亡くなってしまったよう。

  • 焼死も怖いけど、出口に殺到して踏まれて亡くなるのも恐ろしい。

  • 17〜8年前のバンコクでのクラブ火災と酷似の状況だな。

  • グレイト・ホワイトの同様の事件を思い出す。

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