ゴールドが史上最高値を更新し、ビットコインが下落する中、歴史的な相関関係が再現されるか注目されています。投資家はこの動向をどう捉えるのでしょうか。
ゴールドの価格上昇は、金ETFへの資金流入や地政学的不安の高まり、アメリカでの新たな関税議論など、複数の要因によって引き起こされています。
特に、ゴールドは前年比で40%上昇し、ビットコインの16%上昇を大きく上回っています。
歴史的に見ても、ゴールドが強気相場に入るとビットコインは停滞または下落することが多く、両者が同時に動くことは稀です。
過去の例として、2019年から2020年第3四半期にかけてはゴールドが大幅に上昇した一方で、ビットコインはほぼ横ばいでした。
これは新型コロナウイルスの影響と重なっていました。
2021年にはゴールドが停滞し、ビットコインが上昇する一方、2022年には両資産が下落圧力に直面しました。
しかし、2023年と2024年には反発が見られ、2025年には再び両者の価格乖離が顕著になっています。
バイトツリーの創設者チャーリー・モリス氏は、このゴールド相場の急騰を「本格的なゴールドラッシュ」と表現し、これは2011年以来の現象であると述べています。
彼は、暗号資産の愛好家たちがこのようなゴールドラッシュを経験するのは初めてであり、過去にビットコインが20ドルの頃から現在までの変遷を振り返ると、その重要性が際立つと指摘しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6a70c07ede58a727cc85636080a0f6fb5c4fdf55
コメントの内容では、ゴールドとビットコインの価値について多様な視点が示されていました。
まず、金や暗号通貨の価値は人々が認めることによって生まれるという意見があり、現物資産である金もデジタル資産であるビットコインも、結局は「自他が認めた価値」であるとされていました。
また、金の希少性が歴史的に価値を認められている一方で、仮想通貨はその価値が人為的に操作されることが多いという指摘もありました。
さらに、米国株や円の将来的な動向について懸念を示すコメントもあり、資金の流れが厳しい時期が続くことを予測していました。
これに対し、今がビットコインを購入するチャンスであるとの意見もあり、投資のタイミングに関する考察がなされていました。
全体として、ゴールドとビットコインの比較は多くの人々にとって興味深いテーマであり、それぞれの特性やリスクを理解しながら投資を行うことが重要であるという意見が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
金にしても暗号通貨にしても人が認めることによって価値が生まれる。
米ドルもそうだが、日本の円も将来的には倍以上円安になってもおかしくない。
ゴールドは、その希少性によって歴史的に価値を認められている物質。
正直米国株などが上向かないと暫くは厳しいと思ってます。
金と比較するのが間違ってるような?