ロシアと北朝鮮が軍事同盟の履行を強調し、結束を深める中、北朝鮮の核戦力増強についても言及がありました。
要約するとロシアのラブロフ外相は、訪露中の北朝鮮の崔善姫外相との会談で、両国間の軍事的結束を強調しました。
会談はモスクワで行われ、ラブロフ氏は「包括的戦略パートナーシップ条約」が既に履行されていると述べ、露朝間の緊密な軍事交流が両国民の安全に寄与する重要な要素であると指摘しました。
崔氏は、北朝鮮の金正恩総書記がロシアの軍事作戦開始時から露軍と国民への全面的支援を命じてきたことを強調し、北朝鮮はロシアの「勝利」を信じており、最後までロシアの友として立ち続けると表明しました。
両外相の発言は、ウクライナ侵略を続けるロシアにおける北朝鮮軍の参戦を示唆している可能性がありますが、具体的な言及は避けられました。
さらに、崔氏は北朝鮮が核戦力の増強を続ける意向を示し、ロシアに理解を求めました。
一方、ペスコフ露大統領報道官は、北朝鮮軍がウクライナ軍との戦闘に参加するとの観測についてはコメントを控えました。
この会談は、露朝の軍事的な結びつきが深まる中での重要な動きであり、国際情勢における二国間の影響力を示すものといえます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf77154163ca553b50ebf5c84fc1e7de5bfd5e69