IBMが新たに提案する「AIプラットフォーム・サービス」は、AIエージェントの導入を加速し、企業の業務効率化を図るための新しいアプローチです。
AIエージェントは、人間が行ってきた業務を自律的に代行するもので、企業の業務効率化や生産性向上に寄与することが期待されています。
しかし、複数のベンダーから提供される多様なAIエージェントを適切に連携させることができなければ、その効果は限定的です。
この課題に対処するため、IBMは新たに「AIプラットフォーム・サービス」を提供することを発表しました。
このサービスは、企業がAIの能力を迅速かつ安全にビジネス価値に転換するための架け橋となることを目指しています。
村田氏は、2025年のAI戦略を「AIをビジネス価値に転換する年」と位置付け、具体的な施策として、オープンなAIプラットフォームの提供、AIソリューションの本番環境への適用・拡大、AIパートナーシップの強化を挙げました。
特に注目すべきは「AIプラットフォーム・サービス」で、これは多くのAI関連プロジェクトから得られた知見を基に、AIアプリケーション基盤と大規模言語モデル（LLM）の間に新たな「AIゲートウェイ」を設けることで、AIの活用をより効率的にすることを目指しています。
この考え方は、IBMが2020年から提供しているデジタルサービス・プラットフォーム（DSP）に基づいており、これにより様々なデジタル技術が一体となって機能することが可能になります。
IBMのこの新たなアプローチは、AIエージェントの導入を加速させ、企業のデジタルトランスフォーメーションを支える重要な要素となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1621aba0221a34445ac132ba25f2989e38d1e965