グリーンランドがトランプの併合提案に強く反発し、次期首相も独立を目指す姿勢を示した。
11日に行われたグリーンランドの議会選挙で、中道右派の民主党が第一党となり、次期首相の可能性が高いイェンス=フレデリク・ニールセンは、「我々はアメリカ人になりたくない」と明言した。
彼は、グリーンランド人として独立を目指しており、自国を自ら築いていきたいと主張した。
トランプは、アメリカの国家安全保障のためにグリーンランドが必要であるとし、併合の可能性についても言及していたが、グリーンランドの指導者たちはこれに対して反発を示している。
特に、ムテ・エーエデ首相は、トランプの考えを受け入れられないとして、敬意を持って扱われるべきだと訴えた。
今回の選挙で民主党は得票率を30%近くまで引き上げ、デンマークからの独立を主張していることから、トランプの併合提案に対する有権者の反発が強まっていることが示された。
グリーンランドの市民は、外部からの扇動に惑わされず、自身の社会の発展を冷静に考える機会を得たとされ、今後の政権はアメリカによる併合に反対する姿勢を取る見込みだ。
アメリカとグリーンランドの間の緊張関係がどのように展開するかは、今後の政治動向によって不透明である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9cc4f28aaaa2e816366ed495d3feb2269becb2c1
コメントの中では、トランプ大統領がグリーンランドの領土を提案したことに対し、アメリカの行動が国際的な秩序を乱す可能性があるとの懸念が多く見られました。
特に、アメリカが他国の領土を奪うことは許されないという意見が強調され、トランプ氏が他国の主権を軽視しているとの指摘がありました。
また、トランプ氏の発言がアメリカの都合だけであるとする声もあり、これが国際関係において有益に働かないのではないかという懸念が示されていました。
さらに、トランプ氏の行動が過去の植民地時代に重なるとの意見もあり、アメリカの帝国主義的な行動に対する批判が多く寄せられました。
これに対して、アメリカ国民の中にはトランプ氏を支持する声もあり、彼の行動が支持されている現実があることも指摘されていました。
全体として、トランプ氏の提案は多くの反発を呼び、国際社会におけるアメリカの立ち位置や行動についての深刻な議論を引き起こしていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプが今行っている関税はともかくとして、領土問題となると黙ってはおけない。
あの発言は完全にアメリカの都合でしかなかったものなぁ……
なんか、西部開拓時代のアメリカを連想させるのは私だけでしょうか。
トランプは、植民地時代にタイムスリップしたのかな?
アメリカは帝国主義国家になったのか?トランプ大統領の言動は18〜19世紀の西欧列強そのものです。