長野で高校生が消防署と協力し、火災警報器を模した「ジューケーキ」を開発。家庭で手軽に作れるレシピを動画で公開し、住警器の認知向上を目指す。
要約すると長野県松本市で、本郷消防署と松本第一高校の食生活研究同好会が共同で開発した新しいお菓子「ジューケーキ」が話題となっています。
このケーキは、住宅用火災警報器(住警器)を模したデザインで、消防署からの依頼を受けた同好会の1年生5人によって考案されました。
名前の「ジュー」は住警器の「住(じゅう)」と関連付けられており、炭酸ジュースを使用したレアチーズケーキです。
ジューケーキは、ゼリー状に固めたジュースをチーズケーキの上に重ね、炎をイメージした赤いトマトジャムをトッピングすることで、見た目にも楽しい仕上がりになっています。
材料はクリームチーズを含む約10品で、オーブンを使わずに約1時間で作れる手軽さも魅力です。
さらに、同好会はこのレシピを動画にして、松本広域消防局の公式YouTubeチャンネルで公開しています。
動画では、生徒たちが調理過程や注意点を説明しながら、視聴者に分かりやすく伝えています。
部長の花岡未歩さん(16)は、チーズケーキとゼリーの組み合わせに苦労しながらも楽しく制作したと振り返っています。
また、松本広域消防局では、過去5年間の住警器設置率が約8割で横ばい傾向にあるため、今後は小学校での出前調理実習を通じて、住警器の認知を広めることを計画しています。
横山功一署長(55)は、家族でこの話題を共有し、住警器を身近に感じてもらうことが重要だと強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7da8a1be8e47d8bad602c15f5a6be75f2c0e0db8