深沢大和が男子100メートル平泳ぎで59秒24の自己ベストを記録し、世界選手権の代表権を獲得。昨年のパリ五輪選考での悔しさを晴らし、次は200メートルに挑む。
要約すると日本選手権が20日に東京アクアティクスセンターで開幕し、男子100メートル平泳ぎで深沢大和(東急)が59秒24で優勝し、世界選手権の代表権を獲得した。
昨年の代表選考会では僅差でパリ五輪の切符を逃した深沢は、「ようやくリベンジできる舞台が来た」と自信を持って臨み、見事に自己ベストを更新した。
スプリント系の練習に積極的に取り組み、スピードを強化したことが功を奏した。
レースでは前半を27秒87のトップで折り返し、後半もテンポ良く泳ぎ、ラスト15メートルでは「絶対負けない」という気持ちで必死に逃げ切った。
深沢は2023年春に一般社員として東急に入社し、競技生活がパリ五輪までのものだと考えていたが、上司から「4年後のロサンゼルス五輪で戦っている姿を見たい」と励まされ、再び競技に戻った。
この日はその上司が応援に駆けつけ、喜びを分かち合った。
次は22日に行われる200メートルでのレースに向け、「置きにいくレースではなく、日本記録にチャレンジして、前半から攻めていきたい」と意気込んでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9c06fb45c8414f01cd3124ff4c9da28f301fa927