ソフトバンクGが米AI半導体企業を65億ドルで買収

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ソフトバンクGが米AI半導体企業Ampere Computingを65億ドルで買収し、2025年に取引完了予定。これにより、AI分野での競争力を強化。

要約するとソフトバンクグループ(SBG)は、2023年3月19日(米国時間)に米国を拠点とする半導体設計企業Ampere Computingの全株式を65億ドル(約9730億円)で取得する契約を締結したと発表しました。

この取引により、Ampere ComputingはSBGの間接的な完全子会社となる見込みで、取引の完了は2025年後半を予定しています。

SBGの取締役会はすでに本取引を承認しており、今後は米国における独占禁止法上の承認や対米外国投資委員会(CFIUS)の承認を含む、規制当局の承認を待つ必要があります。

Ampere Computingは2017年に設立され、カリフォルニア州サンタクララに拠点を持つ非公開企業で、SBGが過半数株主のArmのライセンシーとして、Armに基づいた高性能かつ持続可能なAIコンピューティングに特化した半導体設計を行っています。

彼らはエッジからクラウドデータセンターまで、さまざまなクラウドワークロードに対応する製品を提供しています。

SBGの会長兼CEOである孫正義氏は、AIの未来には画期的なコンピューティングパワーが必要であり、Ampere Computingの半導体技術と高性能コンピューティングの専門知識がこのビジョンを加速させると述べています。

孫氏は1月に、ドナルド・トランプ元米大統領やOpenAIのサム・アルトマンCEO、Oracleのラリー・エリソン会長と共に、Stargate構想を発表しています。

なお、OracleはAmpere Computingのチップを使用したオンラインサービスを提供しており、同社の株式の約30%を保有していますが、SBGによる株式売却に合意したとのことです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d78d0fc321952fdb3dd7f171ce1610d30c886b5a

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