ロシアのウラル地方で異常気象による雪解け洪水が発生し、多くの住民が避難。増水期が通常より2週間早く始まり、影響が広がっています。
この洪水は、異常に暖かい気候が影響しており、増水期が通常よりも2週間早く始まったことが専門家によって指摘されています。
チェリャビンスク州のアシャでは、200戸以上の住宅が水没し、300世帯が影響を受け、170人が自宅から避難しました。
また、隣接するバシコルトスタン州でも120人以上が避難を余儀なくされています。
特に17人の子どもを含む約80人は、学校に設けられた一時的な宿泊施設に避難しており、地元の救助隊やボランティアが住民の状況をチェックし、必要な支援を行っています。
このような状況は、昨年オレンブルク州で発生した大洪水を思い起こさせ、1万2000戸以上の住宅が水没し、数千人が避難生活を送ったことを考えると、地域の住民にとって非常に厳しい状況が続いています。
異常気象がもたらす影響が、今後も地域の安全に対して大きな懸念を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/44748e2c08ad01b5209880a68ef559712599ec29
ウラル地方の雪解け洪水と温暖化の影響についてのコメントは、気温の変化や水害の深刻さに対する懸念が多く寄せられていました。
あるコメントでは、NHKのラジオでモスクワの気温が過去数年と比べて温暖化が進んでいることに驚き、特に氷点下の日が少なくなっていることを指摘していました。
また、ロシアの大部分が永久凍土であるため、温暖化が進むことで氷が溶け、湿地帯が広がることへの不安も述べられていました。
さらに、河川の水の行き場がなくなる問題についても言及され、雪解け水と凍結した水が混在することで、毎年のように洪水が発生しているとの指摘もありました。
中には、こうした現象を「神罰」と表現する意見もあり、温暖化の影響を深刻に受け止める声がありました。
全体として、コメントは温暖化の影響に対する不安や、環境問題への関心が高まっていることを反映していました。
ネットコメントを一部抜粋
モスクワの気温が3月中旬で数年前なら最低が連日氷点下だったと思うけど。
ロシアの国土2/3が永久凍土、温暖化が進めば、氷が溶けて湿地帯になる。
北上する河川は南が雪解けで北は凍結。
融けた水の行き場がない。
白人居住地以外の記事珍しいですね。
こういうのを「神罰」というのかなあ。