カナダのカーニー首相が23日に議会解散と総選挙を要請する見通し。投票日は来月28日になる可能性が高い。自由党は最近の世論調査で持ち直している。
要約するとカナダのカーニー首相は、23日に総督に対して議会の解散と総選挙の実施を要請する見通しである。
この情報は、政府の情報筋から得られたもので、要請が実際に行われると、次回の総選挙の投票日は来月28日になる可能性が高いとされている。
カナダの総選挙は、米国のように固定された日程がなく、総督が首相の助言を基に選挙日を決定する仕組みになっている。
カーニー氏は、1月にトルドー前首相が辞任を表明した後、与党・自由党の党首および首相に就任した。
トルドー氏は自由党の支持率の低下や閣僚の内紛を受けて辞任を余儀なくされていた。
最近の世論調査によれば、自由党は次の総選挙で保守党のピエール・ポワリエーブル氏に大敗すると予測されていたが、米国との通商戦争を背景に、自由党の支持率は持ち直してきている。
カーニー首相が新たに就任したことにより、自由党は今後の選挙戦に向けてどのような戦略を打ち出すのか、注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a4c2fa52430be177cfa26a45448ab7ad205a875