ロンドン・ヒースロー空港が変電所の火災で終日閉鎖。多数の便が欠航し、混乱が広がっています。
要約すると2023年3月21日、ロンドン・ヒースロー空港が近隣の変電所で発生した火災の影響で終日閉鎖される事態が発生しました。
火災はヘイズ変電所で発生し、その結果、大規模な停電が引き起こされました。
ヒースロー空港はイギリスで最も利用者が多い空港であり、この閉鎖により多くの発着便が欠航や行き先変更を余儀なくされました。
空港の声明によると、閉鎖は午後11時59分まで続く予定で、電力の復旧時期については不明であるとしています。
また、今後数日間にわたって「重大な混乱」が予想され、利用者に対して空港へ行かないよう呼びかけています。
フライトレーダー24の情報によると、21日には少なくとも1351便がキャンセルされる可能性があり、すでにヒースローへ向かっていた便が他の空港に着陸地を変更する事態が発生しています。
特に、日本航空の便はフィンランドのヘルシンキに着陸し、全日空の便も羽田空港に引き返すなど、影響は広範囲に及びました。
ヒースロー空港を拠点とするブリティッシュ・エアウェイズは、顧客への情報提供に努めていると述べています。
さらに、周辺の交通機関にも影響が出ており、ヒースロー・エクスプレスや地下鉄エリザベス線の運行が停止しました。
火災の原因はまだ不明ですが、ロンドン消防隊は現場での消火活動を進めており、約150人が避難しています。
エネルギー相は、ナショナル・グリッドが火災の影響を受けた地域の復旧に尽力していると述べ、政府も協力を約束しています。
ヒースロー空港の混乱は、航空業界全体に深刻な影響を及ぼす可能性があり、今後の対応が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6a8c79f3deae7050c6f03215b894e4e9bfa41582