阪神レジェンド上田二朗氏が南部高に越境入学し、厳しい試練を乗り越えながら成長を目指した物語。ライバル意識が彼の進路選択に影響を与え、甲子園での夢を追い続けた姿を振り返る。
要約すると阪神レジェンドの上田二朗氏は、1963年に和歌山・南部高に越境入学し、野球選手としての成長を目指しました。
南部高は当時、和歌山で最も強い野球チームを持つ学校として知られており、上田氏はこの環境で自分の能力を試したいと考えました。
しかし、入学早々に右足甲を骨折する事故に見舞われ、さらに同級生には本格派右腕が現れるなど、厳しい試練が待ち受けていました。
上田氏は中学時代からナンバー2としての立場を強いられ、高校でも同じ状況が続くことに苦笑いしました。
彼の進学の背景には、同級生でライバルの室井勝投手が15歳でプロ入りしたことがあり、上田氏は「強いところで甲子園に出たい」という強い思いを抱いていました。
父親からは「そんなレベルの高いところで野球ができると思うか」と言われましたが、上田氏は「野球をしに行くんだから普通科でなくてもいい」と反論し、越境入学を実現しました。
南部高への進学は、彼にとって自らの限界を試す大きな挑戦であり、甲子園の舞台で自分の力を証明したいという強い意志があったのです。
入学前の3月30日、彼は甲子園のスタンドで南部高の応援をし、将来自分もこの舞台に立つことを夢見ていました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5f64037f9b137bb66b86d9e852922d2786c2e15a