LINEがサブ端末利用を可能にするアップデートを発表したが、配布が遅れて多くのユーザーが困難を抱えている。最新バージョンへのアップデートは順次行われている。
この機能は、複数の端末を持つユーザーのニーズに応えるもので、Androidスマートフォン向けのLINEアプリにおいて、メイン端末とは異なるデバイスでの利用が可能になる予定でした。
しかし、最新バージョンへのアップデートが遅れ、サブ端末の利用ができない状況が続いています。
LINEの公式Xアカウントは、20日に「Google Playでの最新バージョンの配布が一時停止しており、順次再開予定」と発表しました。
21日には配布が再開されたものの、「来週にかけて順次配布が完了する予定」とのことです。
従来から存在していたサブ端末利用の方法は、メイン端末をスマートフォン、サブ端末をiPadやWindows、Mac、Chromeなどにすることで、同じアカウントでログインが可能でした。
今回のアップデートにより、iPhoneをメイン端末として、Androidをサブ端末として使えるようになるため、Android端末のスマートフォンとタブレットの両方が対象となります。
ただし、サブ端末に設定できるAndroid端末は1台のみです。
サブ端末からLINEにログインするには、まずメイン端末の設定から「ログイン許可」をオンにし、サブ端末にLINEアプリをインストールして立ち上げる必要があります。
その際、QRコードを使って認証を行う手順がありますが、設定できない場合は注意が必要です。
LINEは、必ずバージョン「15.3.0」以上にアップデートしてから利用するように呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab8ccfa1144be4274533611009bb2b67c0b06b81
コメントの内容からは、LINEのサブ端末利用に対するさまざまな意見が見受けられました。
多くのユーザーが、サブ端末の導入によってプライバシーが向上することを期待していました。
過去には、特定の不倫事件に関連してサブ端末の利用が問題視されていたため、その改善が求められていたようです。
また、1アカウント1端末という制限が不便であるとの意見もあり、ユーザーはより柔軟な利用方法を希望していました。
さらに、他のメッセンジャーアプリとの比較が行われており、特にTelegramやWhatsAppといったアプリが複数端末での利用を許可している点が強調されていました。
これに対して、LINEの仕様が古く感じられるとの声もありました。
アップデートの遅れや新機能の不足に対する不満も多く、特に着せ替え機能やトーク履歴の管理に関する意見が寄せられていました。
また、セキュリティやプライバシーに対する懸念も強く、ユーザーがLINEを使うことに対して消極的な姿勢を示すコメントもありました。
全体として、LINEのサブ端末利用に関する期待と不安が入り混じった意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
サブ端末の利用をできなくする事でプライバシー保護しようとしたんだと記憶してる。
余計な機能の満載がLINEを忌避していた最大理由でした。
1人が複数デバイスを持つのが珍しくない時代で、頑なにアカウントと電話番号と端末を1セットで紐付けるのはナンセンスだなと思いました。
サブには着せかえ機能が無いのでダークモードが適用出来ないのが納得いかん。
こんなアプリが日本でメインのメッセージツールってのが信じられない。