岐阜県飛騨市で外来魚ブラウントラウトの大量繁殖が問題に。漁協は駆除を行うが、経済的負担が大きく、北海道からの支援も期待されている。
この魚は、ヨーロッパ原産で、肉食性が高く、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるため、漁協は駆除に取り組んでいる。
現地では、漁協のメンバーが高圧電流を使って魚を気絶させ、捕獲しているが、捕まえた在来魚は逃がし、ブラウントラウトのみを対象としている。
特に、20年前の台風で養殖用のブラウントラウトが川に流れ込み、その後、急速に繁殖したとされている。
漁協は毎年、産卵期を前に駆除を行い、今年も3時間で166匹を捕獲したが、駆除は漁業収入に結びつかず、処理にも費用がかかるため、経済的な負担が大きい。
これに対し、北海道からの支援の申し出があり、遠く離れた地域でもブラウントラウトの繁殖が懸念されている。
北海道の釣り愛好者は、地元の川でブラウントラウトが増えていることを心配しており、岐阜の漁協との連携が期待されている。
こうした状況は、地域の漁業や生態系にとって重要な課題であり、今後の対応が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ac9b218b0162204739326d72a7e6dcdbd095b2a
岐阜・飛騨市のブラウントラウト問題に関するコメントは、地域の漁業権や食用としての流通の可能性、さらには駆除の必要性や外来種による生態系への影響について多様な意見が交わされていました。
多くのコメントでは、ブラウントラウトが食用として利用できるかどうかに関する疑問が挙げられ、地元の漁業権との調整が必要であるとの意見がありました。
また、電気ショッカーを用いた駆除が認められれば、一定の数量を安定して確保できる可能性が示唆されていました。
しかし、通常の漁での利用が禁止されている中で、他の魚種との不正利用が懸念され、このスキームの持続可能性に疑問が呈されました。
さらに、ブラウントラウトの強い繁殖力や肉食性が在来魚を脅かすため、駆除が避けられないとの意見もありました。
食用としての流通が難しいとの見解もあり、陸上養殖の採算が取れないことや、商用化が駆除活動に悪影響を与える可能性が指摘されました。
コメントの中には、ブラウントラウトが美味しいとの意見や、他国では食用として扱われていることを踏まえ、何らかの形で活用できるのではないかとの提案もありました。
しかし、捕獲や加工、販売が安定するほどの数が確保できなければ、駆除活動の持続が難しいとの懸念もありました。
全体として、ブラウントラウト問題は複雑であり、地域の生態系や経済活動との調和を求める声が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
ブラウントラウトは、ニジマスと同様に食用として利用できます。
本当に人間の食用としての流通が不可能なのか、関係各所に確認・調整を依頼するべきかもしれません。
食用と流通させたとしても何れ駆除して無くなる物として扱わなければならない。
ブラウンは次の特定外来種に指定される可能性有る生物候補No.1ですからね。
ブラウントラウトは食べたら美味しいので、釣ったらリリースせずに一口試してみてほしい。