HelpfeelのCEO、洛西一周氏が日本発の国際的プロダクト開発を目指し、AI技術を活用したヘルプデスクツールを展開。2025年にはAIエージェントの提供を予定し、グローバル市場への進出も強化中。
彼は、グローバルな競争において日本企業が苦戦している理由を「タイムマシン経営」にあると考えており、これは米国で成功した製品を日本市場向けにアレンジする手法を指す。
こうしたアプローチは一時的には成功を収めるが、最終的には米国の大手企業に市場を奪われる可能性が高いと警告する。
洛西氏は、Helpfeelの設立当初からクラウドサービスの開発とマーケティングに注力し、最初からグローバル展開を視野に入れている。
彼の過去の経験、特に「紙copi」を開発した際の苦い教訓が、彼のビジョンに影響を与えている。
シリコンバレーでの起業経験を経て、Helpfeelでは新しいヘルプデスクツールを開発。
消費者の視点から設計されたこのツールは、質問と回答のマッチングを強化し、ユーザーが簡単に問題を解決できるようにする。
Helpfeelは2019年にサービスを開始し、すでに多くの企業に導入されている。
さらに、洛西氏は2025年を「AIエージェント元年」と位置付け、AIを活用した新たなサービスの提供を計画中だ。
グローバル市場への展開も進めており、年平均成長率は70%に達している。
2024年には従業員数を200人に増やす予定で、国際的な競争力を高めるための体制を整えている。
最終的には、Helpfeelのグローバル展開が成功するかどうかが、2025年に問われることになる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3eed7ce78b3039b4fc62be25092592dc09af5b95