アップルが衛星通信事業者Globalstarに2300億円を投資し、iPhone向けの緊急SOS機能を強化。日本では2024年7月から提供予定。
要約するとアップルが、米国の衛星通信事業者Globalstarに最大15億ドル（約2300億円）を投資する計画を発表しました。
この投資は、iPhone向けの衛星通信サービスを改善することを目的としており、Globalstarは11月1日に規制当局に提出した書類でこの内容を明らかにしました。
この発表を受けて、Globalstarの株価は30％急騰しました。
具体的には、アップルはGlobalstarに対して11億ドル（約1680億円）を前払いし、さらに4億ドル（約610億円）で同社の株式を20％取得する予定です。
Globalstarは、Lバンド接続を提供する通信衛星「HIBLEO-4」と「HIBLEO-X」を運用しており、2022年からは米国を中心にiPhone向けの「衛星経由の緊急SOS」機能を提供しています。
日本では、このサービスが2024年7月から開始される予定です。
さらに、Globalstarは2024年8月に、スマートフォンなどと直接通信するための改良型衛星を最大17機、2025年に配備する許可を米連邦通信委員会（FCC）から取得しています。
このような動きは、アップルが通信技術の向上を目指していることを示しており、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b611cff1a115ca2665f0a5fdb8b8806229ece8b