次世代ライフシム『inZOI』が2025年3月28日から早期アクセスを開始。新技術Smart Zoiにより、キャラクターの性格や会話を自然に制御できるようになります。
本作を開発するKRAFTONは、3月19日に行ったオンラインショーケースで、早期アクセスの価格や今後のロードマップについて詳細を明らかにしました。
特に注目を集めたのは、生成AIを活用した新技術「Smart Zoi」です。
この技術は、KRAFTONとNVIDIAが共同開発した「Co-Playable Character（CPC）」を基にしており、キャラクターの性格や行動をよりリアルに制御できるようになります。
Smart Zoiには主に2つの方向性があります。
まず、第1の方向性はキャラクターの会話に関連しています。
これまでのゲームではNPCがあらかじめ設定されたデータに基づいて行動していましたが、Smart Zoiではキャラクターが周囲の環境や自身の感情に基づいて自ら思考し、より自然な会話ができるようになります。
第2の方向性はプレイヤーによるキャラクター制御の新しいアプローチです。
プレイヤーは日常的な言葉でプロンプトを入力することで、キャラクターの性格を自在に設定できるようになります。
例えば、「私はとても意地悪で、食事をしたくもなければ、学校にも行きたくありません」といった指示を与えると、その通りにキャラクターが行動します。
このように、Smart Zoiはプレイヤーの意図を反映しやすく、より没入感のある体験を提供します。
開発者は、周囲の物体が情報を持つ『inZOI』がAIとの相性が良いゲームであることを強調しました。
PC（Steam）向けにリリースされるこの新作は、ライフシミュレーションの新たな可能性を示すものとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7bdaec28bff4e16283d098a452cdcaea5a501583