モルゲンロットがAIデータセンター向けの仮想化運用プラットフォーム「MORGENROT TailorNode」を発表。企業はGPUリソースを効率的に管理し、新たなビジネスモデルの構築が可能に。
このプラットフォームは、日本、北米、東南アジア、中東、ヨーロッパなどの地域に向けてグローバルに提供され、企業がGPUリソースを効率的に管理し、生成AIやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に必要な計算環境を柔軟に運用できるように支援します。
MORGENROT TailorNodeは、プライベートGPUクラウドの構築、オンプレミスサーバーの統合管理、自社やグループ企業内での計算リソースの共有、さらには外部企業への計算リソースの貸し出しを可能にする機能を持っています。
これにより、AIデータセンターやGPUサーバーを保有または導入を検討している企業の多様なニーズに応じた新たなビジネスモデルの創出が期待されています。
導入によって、単一または複数の拠点に分散するAIデータセンターの計算リソースをGPU単位で仮想化し、柔軟なリソース配分を実現します。
これにより、計算リソースを活用する顧客のニーズに応じた優れたコストパフォーマンスと高いセキュリティを確保した運用が可能になります。
さらに、ジョブ単位でのサーバー管理が可能で、利用状況を把握し、統計分析を通じて最適化を図ることができます。
複数部門・拠点でのリソース共有も可能で、GPUaaS(クラウド化)によって複数ユーザーの同時利用を実現します。
また、余剰GPUリソースを外部企業に提供することで、リソースの最大化を支援します。
GUIベースの操作環境を提供し、予約やポイント制課金機能を通じて利用管理を行うことができます。
リアルタイムでの稼働モニタリングも可能で、異常が発生した際には通知を行います。
モルゲンロットは、AIデータセンターの構築から運用に至るまでのコンサルティングを一貫して行い、グローバル企業や国内の大手・中小企業のプロジェクトに参画した経験を基に、柔軟な支援を提供するとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc545ad2fd61e8e37c8d5265b5a6fa066393fc2b