ソニーの新技術で嗅覚を活用したエンターテインメントの未来

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ソニーが嗅覚を活用した新技術「Tensor Valve」を発表、味覚を伝える「魔法の香りコップ」など、エンターテインメントの新しい可能性を探るイベント「におい展」が開催中。

要約するとソニーが提案する新たなウェルビーイングの可能性として、嗅覚を利用したエンターテインメントの新技術「Tensor Valve」が注目を集めています。

プロジェクトリーダーの藤田修二博士が語るこの技術は、特に「においで味覚を伝える」というユニークな体験を提供するために開発されました。

神戸煉瓦倉庫で開催中の「におい展」では、参加者が様々な「におい」を体験できるイベントが実施されており、2022年に発表された「魔法の香りコップ」も試作されています。

このデバイスは、嗅覚を通じて味覚を感じさせることを目指しており、嗅覚に基づく新しいエンターテインメントの可能性を示唆しています。

イベントは、7年前に初開催され、コロナ禍の影響で一時中断されていましたが、2024年夏に再開予定です。

ソニーは、昨年の「におい展」でポータブルなにおい提示装置「NOS-DX1000」を展示し、多くの反響を得ました。

この装置は、医療や研究機関、企業の商品開発の現場でも高い関心を集めています。

テンソルバルブ技術を搭載したこのデバイスは、微量の液体を迅速に噴霧することができ、従来の方法よりも繊細な香りのコントロールが可能です。

また、においを瞬時に提示し消すことができるため、エンターテインメントの演出においても新しい体験を提供します。

例えば、特定の匂いを瞬間的に提示し、その後すぐに消すことで、来場者に動的な体験を提供することができるのです。

におい展での「においクイズ」では、香りの切り替えが瞬時に行えるため、ゲーム体験がスムーズに進行することが可能となっています。

こうした技術の進化により、ソニーは嗅覚を活用した新しいエンターテインメントの形を提案し続けています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a47e40012b45f652b79bda804d3829e10a293b86

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