警察庁は75歳以上のATM利用限度額を1日30万円に制限する方針を発表。特殊詐欺被害の深刻化を受けた対策です。
昨年、特殊詐欺による被害額は722億円に達し、過去最悪の状況となりました。
特に、被害者の約45%が75歳以上の高齢者であり、年々増加する認知件数は2万件を超えています。
このような背景から、警察庁は高齢者を狙った詐欺を防ぐために、ATMの引き出しや振り込みの上限を制限することを検討しています。
これにより、高齢者が詐欺の被害に遭うリスクを軽減し、安心して生活できる環境を整えることを目指しています。
今後、警察庁は関係機関との調整を進め、具体的な対策を講じていく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dfe8be0c8f0b57216ea129e36327f68410ca92b5
75歳以上のATM利用限度額が30万円に制限されるというニュースに対し、ネット上では多くの意見が寄せられました。
コメントの中では、高齢者にとっての利便性が重要視され、特に年金を引き出す際の不便さや大きな買い物に支障をきたすとの懸念が多く表明されました。
高齢者がキャッシュレス決済に不慣れであることから、より優しい環境を求める声もありました。
また、詐欺対策としての法改正や、今後のセキュリティ強化が必要だとの意見もありました。
さらに、高齢者を禁治産者扱いすることに対する疑問や、詐欺に関する罰則の強化を求める声も見受けられました。
全体的に、ATMの利用制限が高齢者に与える影響や、より根本的な解決策の模索が求められていることが強調されていました。
多くの人々が、ATMの利用制限が逆にタンス預金を増やす結果になるのではないかと心配している様子も伺えました。
高齢者の安全を守るためには、単なる金額制限ではなく、より包括的な対策が必要であるとの意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
キャッシュカードを上手く巻き上げられて出し子が引き出すというのも良くあるので。
年金等を下ろすのに不便だし、優しい環境に配慮して欲しい。
高齢でも若くても騙される人は騙される。
多額の金額振り込み画面はもっとわかりやすく。
最近年寄りより若者が引っかかる詐欺の方が多いので。