兵庫県の情報漏洩疑惑に関し、上脇教授が第三者委員会の開示を求め提訴。県の非公開決定に疑念を抱く声が上がる。
要約すると神戸学院大学の上脇博之教授らが、兵庫県の情報漏洩疑惑に関連する第三者委員会の調査実施要綱や委員名簿の開示を求めて、25日に神戸地裁に提訴しました。
この訴訟は、昨年7月に報じられた情報漏洩事件に端を発しています。
具体的には、元県幹部の公用パソコンに保存されていた私的情報が、元総務部長によって他者に見せられていたというもので、知事選が行われた昨年11月には、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏がSNS上でその情報を公開しました。
この問題に対処するため、県は二つの第三者委員会を設置しましたが、上脇教授はその委員名簿や設置要綱の情報公開請求を行ったところ、いずれも非公開とされました。
訴状では、県民が公正かつ中立な調査が行われているかどうかを確認できないことや、非公開の決定が「誰かにとって都合の悪い結果を隠す可能性がある」と指摘しています。
また、県の非公開決定通知書には具体的な理由が示されておらず、上脇教授は「違法であることは明らか」と主張しています。
提訴後の会見で上脇教授は、県の対応が民主主義社会の原則に反していると批判し、「兵庫県はまっとうな自治体の体をなしていない」と強調しました。
県側は、訴状が届いていないためコメントできないとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d45706189a683a829277ba944235a61b7fad7ec
ネットのコメント
コメントの内容を詳しく要約しました
ネットコメントを一部抜粋
この第三者委員会は実在しているのか疑わしい。
知事は県民の信頼を裏切っている。
情報公開が原則である民主主義社会において、県民が知る権利を侵害している。
過去の不祥事や内部の人間による情報漏洩についても疑問が呈されている。
兵庫県の情報公開や透明性の欠如が、県民の信頼を損なう要因になっている。