台湾の鴻海は日産の買収よりもAIサーバー事業の強化に注力。2024年の決算では過去最高の売上と利益を記録し、成長戦略を明確に示している。
特に、日産自動車の買収に関する憶測が飛び交っているが、実際のところ鴻海の経営課題はそれとは異なる。
経営層は、日産の買収よりも、人工知能（AI）サーバー事業の強化に注力していると明言している。
2024年12月期の決算報告では、売上高が前年同期比で11%増の6兆8596億台湾ドル（約31兆円）に達し、純利益も7%増の1527億台湾ドルと過去最高を記録した。
鴻海は、世界最大の電子機器受託製造サービス（EMS）企業として知られ、特に米アップルの「iPhone」の製造を手がけている。
最近の決算発表では、スマート家電が全体の46%を占め、AIサーバーなどのクラウド・ネットワーク関連が30%を占めるなど、成長のバランスが変化していることが示された。
これにより、鴻海は今後の成長戦略として、AI関連事業に注力する方針を明確にしている。
日産の買収に関する噂が多く流れているが、実際には鴻海のビジネスモデルや経営環境に基づいた戦略が重要であり、短期的な憶測に惑わされるべきではないという意見が専門家からも出ている。
鴻海は、今後もその強力な製造能力と革新性を活かし、AIやクラウド技術においてさらなる成長を目指している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/541d1e0cb3b9e4f1975ec3e57a97ccaf0eb37fbf
鴻海の成長戦略として、日産の買収よりもAI強化を重視する方針が多くのコメントで注目されていました。
特に、鴻海の純利益が過去最高を更新し、1株当たり利益も08年以来の高さを記録したことが評価されていたのです。
しかし、利益率に関しては、AppleのiPhoneを委託生産しているにもかかわらず、Appleと比較して低いことが指摘されており、より高い利益率を求める声が多く見られました。
また、三菱のEVプラットフォームに関する話題もあり、鴻海が個別に協力する可能性が示唆されていました。
経営者の視点からは、日産の買収はリスクが高いと考える意見もあり、特に親方日の丸体質の企業はお荷物になる可能性があるとの懸念が表明されていました。
さらに、日産株式の買い手についての疑問も浮かび上がり、ファンドが関与する可能性が指摘されていました。
日本メディアの報道に関しては、一方的な視点からの情報提供に対する批判もありました。
ネットコメントを一部抜粋
純利益も同7%増の1527億台湾ドルと過去最高を更新し、1株当たり利益は08年以来の高さとなった。
経営者なら日産は買わないと思います。
親方日の丸はお荷物になると考えます。
どこも必要としてないんですね…三菱とは個別に協力しそうです。
日産株式は誰が買い取ることになるのか、どこかのファンドかな？
日本メディアは日本側からしか伝えないから、情報が偏っていると思います。