李華泳元副知事が高級庭木を北朝鮮に送った問題が発覚。彼は「山林復旧支援」と偽り、検察に起訴された。既に複数回起訴され、現在服役中。
要約すると李華泳・元京畿道平和副知事が、5億ウォン(約5100万円)相当の高級庭園樹を北朝鮮に送った問題が検察の調査により明らかになった。
彼は「山林復旧支援目的」と偽ってこの行為を行ったとされ、保守系与党「国民の力」の朱晋佑議員のオフィスから起訴状が提出された。
起訴状には、李元副知事が北朝鮮のキム・ソンヘ朝鮮アジア太平洋平和委員会室長からの要請を受けて金松(コウヤマキ)と朱木(イチイ)を送る約束をしたことが記載されている。
2018年9月、彼はキム室長と直接会った際、支援を約束したが、京畿道平和基盤調整課は「道の基金で北朝鮮に庭園樹を送るのは難しい」と報告した。
金松は主に庭木として植えられるもので山林緑化用には不適合であり、さらに日本が原産地の木であることから、天皇を象徴する木として知られている。
李元副知事は、内部検討の内容が知られた場合、京畿道南北交流協力委員会の審議を通過できないと判断し、「北朝鮮に対する人道的支援において山林復旧のための苗木を支援したい」と虚偽の内容を作成するよう指示した。
最終的に、金松と朱木はアジア太平洋平和交流協会を通じて北朝鮮に送られた。
さらに、検察は李元副知事が2021年の大統領選挙時に他人名義を使って資金提供をさせた疑い(政治資金法違反)や、昨年国会での「酒席懐柔」疑惑(偽証)でも追加で起訴した。
これまでに彼は6回起訴され、現在服役中である。
彼は違法な対北送金や収賄、証拠隠滅教唆などの疑いでも起訴されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/870047de1c6de4a21d364fb5c0d7ce5471644bd7