2023年10月26日、中国の北京近郊でM4.5の地震が発生。住民や学生が驚いて避難し、SNSで様子が広がる。建物への被害はなし。
震源地は港湾都市・天津で、震源の深さは約10キロメートルとされています。
地震は現地時間の午前1時21分に起き、北京の中心からは約13キロメートルの距離に位置していました。
地震の影響で、住民たちは驚いて目を覚まし、特に大学の寮に住む学生たちは、急いで外に避難する様子がSNSで広まりました。
米国地質調査所(USGS)によると、この地震は規模が4.5とされている一方で、中国地震局の観測では4.2と報告され、震源の深さは20キロと異なる数値が示されています。
地震による建物への構造的な被害は確認されておらず、市民生活にも影響は出ていないとのことです。
北京市地震局は、今回の地震が北京の地震活動に与える影響はないとしています。
北京では小さな地震が時折発生しますが、真夜中にこのような強い揺れを体験したのは珍しいことです。
SNSでは、地震に関する投稿がトレンドの上位に浮上し、天井の照明が揺れる動画や、驚いて目を覚ました人々の様子がシェアされました。
ある学生は、ルームメートの携帯電話に入った地震速報の音で目を覚まし、揺れを感じた瞬間に部屋の全員を起こして避難を促しました。
彼は、ドアを開けると他の学生たちが外に逃げる姿を見て、後悔するよりも逃げることが最善だと判断したと語っています。
学生たちは約30分間屋外に留まり、その後徐々に部屋に戻ったとのことです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5d4b77c1f887a58ca4c4adbc89d32997bc789814
北京近郊で発生したM4.5の地震に関する住民の反応は多岐にわたりました。
コメントの中には、北京で地震が起こるとは想像していなかったという驚きの声がありました。
特に、四川やチベットの内陸部が地震のイメージとして強い地域であるため、北京での地震は意外だったようです。
さらに、耐震性に配慮されていない建物が多いことから、M4.5という震度でもかなり揺れるのではないかと不安を感じる人もいました。
震源地が天津であったことから、過去の天津大爆発を思い出し、恐れを抱くコメントもありました。
具体的には、爆心地近くに工事関係者の宿泊施設があったことを指摘し、200人以上が瞬時に被害を受けたのではないかという懸念が示されました。
また、Yahooの地震情報において今回の地震が履歴に載っていないことに対する疑問もあり、他の地域の地震情報が掲載されているのに対し、なぜこの地震が載っていないのかと不思議に思う人もいました。
さらに、一部のコメントでは人工地震の可能性を示唆する意見もあり、様々な見解が交わされました。
このように、地震に対する反応は恐れや疑問、不安といった感情が入り混じったものでした。