ノーム長官がエルサルバドルの重犯罪刑務所を視察し、不法入国のリスクを警告。ブケレ大統領は米国に収監者の受け入れを提案。
要約すると米国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官は、エルサルバドルの重犯罪刑務所を視察した。
視察は、トランプ政権下で国外退去処分にされた南米ベネズエラの犯罪組織「トレン・デ・アラグア」のギャング団構成員に関連して行われたもので、長官は監房を訪れ、受刑者たちの様子を見守った。
特に「マラ・サルバトルチャ」ギャング団の入れ墨を持つ受刑者たちが、長官に対してその姿を見せる場面があった。
ノーム長官は、ビデオメッセージを録画し、不法入国のリスクについて警告した。
彼は「不法入国をしないことが第一」と強調し、国外退去処分や起訴の可能性について言及した。
エルサルバドルのブケレ大統領は、この刑務所を2023年に開設し、犯罪との闘いの象徴として位置づけている。
この広大な刑務所は8カ所の施設を持ち、最大4万人を収容可能で、各監房には65〜70人の囚人が入ることができる。
さらに、ブケレ大統領は米国に対し、強制送還者や服役中の米国市民をこの施設に収監する提案を行い、米国はその見返りとして600万ドルを支払っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c84390065b6381437181f3545c0c3e3198e0ee47