米国の政治的分断が進む中、エンジニアの職業特性が思考に与える影響を探る研究が注目されています。
また、英国のブレグジットを巡る対立も、EU離脱を支持する勢力と反対する勢力の間で深刻な亀裂を生じさせている。
このような政治的意見の違いは、社会全体の分断を引き起こしている。
職業ごとの政治的傾向についての研究も行われており、米ブルックリン大学のミッチェル・ランバート氏らが2016年に発表した調査では、米国の主要大学40校の教授7243人を対象に、支持政党の調査が実施された。
その結果、民主党支持者が3623人、共和党支持者が314人という圧倒的な差が見られ、民主党支持が高いことが示された。
特に文系学問分野では、経済学、歴史学、ジャーナリズム、法学、心理学の各分野において、民主党支持が多数を占めることが明らかになった。
たとえば、経済学では「4.5：1」、歴史学では「33.5：1」という比率が示されている。
しかし、理系分野、特にエンジニアリングにおいては、問題解決に特化した思考が政治思想に与える影響についての考察が必要である。
エンジニアの職業特性が保守的または右傾化する傾向に影響を与えるのか、また車好きの人々がトランプ支持に傾く理由についても、さらなる研究が求められている。
このように、政治的意見の違いは職業やキャリアに根ざした要因によっても影響を受けている可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9ed9788630d2e65155d69c66a2834844fd80dbd
コメントは、エンジニアの政治的傾向とその背景について多角的な視点から意見が交わされていました。
まず、アメリカの政治が左にシフトしていることに対する違和感が表明され、特にイーロン・マスクがその代表例として挙げられました。
彼はリベラルでありながらも、現在の左寄りの政治環境では「右翼」とレッテルを貼られていると指摘されています。
また、過去の政治家たちが持っていた中道的な立場が、今では極端に見られるようになったことも問題視されていました。
さらに、自動車エンジニアに関する意見もあり、彼らは自分の職業に満足しているため、変化を好まないのではないかという見解が示されました。
このように、エンジニアの職業選択や満足度が、政治的傾向に影響を与えるという考えが浮かび上がりました。
最後に、政治家の科学技術に対する理解の重要性が強調され、理路整然とした合理的な思考が求められるとの意見もありました。
また、エンジニアが保守的であることが新技術の開発に消極的であるという見解には反論があり、リベラルな立場からの批判がエンジニアの自尊心を傷つけているとの声も聞かれました。
ネットコメントを一部抜粋
今のアメリカは、オヴァートンの窓が左にシフトしすぎている。
自動車のエンジニアは車が好きな場合が多い。
自動車のエンジニアだから、という訳では無いという事。
政治家が理学や工学、エンジニアリングにどの程度の知見を持っているかが重要。
エンジニアが保守的であることが新技術の開発に消極的というのは違うと思う。