日華議員懇談会が示した台湾有事回避の基本方針

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日華議員懇談会が年次総会で「台湾有事は起こしてはならない」との基本方針を決定。台湾の国際機関参加を支持し、日台交流の強化を目指す。

要約すると超党派議員連盟の日華議員懇談会(以下、日華懇)は、2023年3月26日に東京都内で年次総会を開催し、「台湾有事を起こしてはならない」とする基本方針を決定しました。

この総会には、台湾の頼清徳総統や韓国瑜立法院長からのビデオメッセージが寄せられ、両国の協力関係の重要性が強調されました。

基本方針では、台湾での有事は日本や日米同盟にとっても重大な問題であるとし、台湾有事の回避を強く訴えました。

また、台湾の国際機関への参加を支持する姿勢も示され、具体的には世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)、国際刑事警察機構(ICPO)への参加を推進すると発表されました。

さらに、経済交流、防災・レジリエンス、コンテンツ連携の三つのプロジェクトチームを設立し、日台間の交流を一層深めることを目指しています。

特に、2025年に開催される大阪・関西万博では台湾からの訪問団を歓迎する意向が示され、10月10日の中華民国国慶日には議員団を派遣し、台湾の立法院や行政院との意見交換を行う計画も発表されました。

頼総統は、日華懇の活動に感謝の意を表し、両国のさらなる協力を期待する意向を示しました。

総会には、李逸洋台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)を含む約120名の超党派の衆参議員が参加し、台湾と日本の関係強化に向けた意見が交わされました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8d312060ceab4effd3317fbd76f222706a57a3d8

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