両親の貯蓄600万円と退職金2000万円で老後生活は可能か、必要資金や住宅状況を考慮し解説。
老後に必要な資金は、生活スタイルや健康状態、住宅の所有状況など多くの要因によって異なります。
まず、老後の資金を見積もるためには、生活費や年金、預貯金、投資信託などの金融資産を確認することが重要です。
一般的には、公的年金の受給額を確認し、生活費を見積もり、その差額を知ることから始めます。
今回の相談者の両親は、定年時点で合計2600万円の資産がありましたが、老後資金の必要額は夫婦高齢者無職世帯の平均生活費を参考に計算できます。
総務省のデータによると、65歳以上の夫婦無職世帯の平均月収は約24万4580円、支出は約28万2497円で、毎月約3万7916円の赤字となります。
これを25年間続けると、約1137万円の貯蓄が必要です。
住宅の所有状況も重要で、持ち家の場合は住宅ローンや固定資産税がかかります。
一方、賃貸の場合は毎月の家賃が必要で、賃貸物件を借りるのが難しくなる可能性もあります。
老後資金を考える際には、住宅ローンの残債や固定資産税、管理費なども考慮しなければなりません。
これらを踏まえ、両親が生活していけるかどうかの判断が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7730cd073a1ed3d000f9d9c22a56034aa0955217
コメントでは、老後資金の必要額や住宅状況が生活に与える影響について、様々な視点が示されました。
特に、電化製品やリフォーム代、旅行費用など、生活費には含まれないが必要な出費が多いことが指摘されていました。
あるコメントでは、20万クラスの電化製品を10個持っている場合、20年での買い替えやリフォーム、旅行に必要な総額が1000万円に達するという試算が示され、将来的な医療や介護費用も考慮する必要があると述べられました。
また、老後2000万円問題については、月々の支出や年金の受け取り方が生活に大きく影響するため、個々の生活スタイルによって異なるとの意見もありました。
年金を受け取りながら節約する生活や、必要に応じて働くことが大切だという声も見受けられました。
さらに、将来の物価上昇や日本円の価値の低下に対する不安もあり、特に現役世代や若者の将来に対する懸念が強調されていました。
全体として、老後の生活に対する不安や必要な資金の計画について、慎重に考えることが重要であるとの意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
冷蔵庫やエアコンの買い替え費用は、月々の生活費に含まれているのか疑問に思った。
老後の生活は収入や生活スタイルによって異なると思った。
年金を基に必要な貯蓄を考えるのが早いと感じた。
日本円の価値が下がることに不安を感じた。
健康がなければ貯金があっても生活が難しくなると思った。