旅行予約の価格は、アクセス元や検索履歴で変動する。NordVPNの調査により、VPNを利用することで安価なプランが見つかる可能性が高まることが明らかに。特に、海外サーバー経由での予約が節約につながる。
この現象について、NordVPNが実施した調査では、旅行予約時に価格が変動する要因として、「アクセス元の国による価格設定」「検索履歴やクッキーによる価格変動」「特定地域向けの割引やプロモーション」の3つが挙げられている。
VPN(Virtual Private Network)は、ユーザーが異なる国のサーバーを介してインターネットに接続できるため、アクセス元を変えることで、より安価な旅行プランを見つける可能性が高まる。
たとえば、日本国内のホテルでも、海外からアクセスすることで安い料金が提示されることがある。
これは、IPアドレスによってアクセス元が判別され、地域ごとに異なる価格設定が行われるためである。
また、同じユーザーが繰り返し検索すると、需要が高いと判断されて価格が上昇するため、ブラウザのキャッシュやクッキーを削除するか、シークレットモードでのアクセスが推奨される。
さらに、特定地域向けに割引やキャンペーンが実施されることもあり、たとえば、マレーシアからアクセスすることで、シンガポールの五つ星ホテルが約17%割引、パリの四つ星ホテルが約15%、ハワイの高級ホテルのスイートルームが約27%割引になるケースが確認された。
NordVPNは、プライバシーとセキュリティを重視した信頼できるVPNプロバイダーを選び、各国のサーバーに接続して価格比較を行うことを推奨している。
特に円安や原油高で旅行費用が高騰している現在、VPNを活用することで、旅行費用を抑えるための有効な手段となるだろう。
旅行予約の際には、自身のアクセス環境にも注目し、賢く節約することが求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/58e935b3925e707c6a6b2b26d06ba3b65e436b06
コメントでは、VPNを利用することで旅行予約の価格に影響が出ることについて多くの意見が寄せられていました。
特に、同じルートを何度も検索すると、価格が上昇することがよく知られているという指摘がありました。
これは、航空会社がユーザーの検索履歴を追跡し、需要に応じて価格を変動させるためです。
このような仕組みは、特にANAの国際線において顕著で、プロモーション価格が出にくくなるという意見もありました。
また、VPNを使っても、特定のサイトがVPNを検知し、アクセスを制限することが多いという体験も共有されていました。
これにより、VPNの効果が薄れることがあるという意見がありました。
さらに、ストリーミングや海外通販でのプロキシ回避の経験を持つコメントもありましたが、国内サービスでの使用については新たな発想が必要とされていました。
最後に、VPNを利用することで後々トラブルになるのではないかという懸念も示されており、利用に際しての注意が必要であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
VPN検知してきて使わせないサイトやサービスが多かった。
ANAの国際線が同じルートを検索すると価格上がるのは割と有名だった。
ストリーミングや海外通販でプロキシ回避をやったことがあった。
国内サービスで使う発想は無かった。
あとで怒られたりしないのかという疑問があった。